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地方や田舎でフリーランス勤務医としてやっていく時に気をつけるポイント

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最近何かと話題のフリーランス医師は、都会では一般的になりつつある。

一方地方、特に医局の覇権が行き届いているような地方都市では、その存在は一般的とまでは言い難い。

しかし、全く存在しないわけではない。

そんな地方や田舎でフリーランスをやるにあたって、注意するべきポイントがいくつかある。

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専門科がはっきりしていないバイトを探せ

最も手っ取り早くて簡便でリスクが少ないバイトは、専門科が決まっていないバイトだ。最初に始めるならこの類のバイトに限る。

具体的には下記のような内容がある。

  1. 検診
  2. 献血
  3. 寝当直(主に老健病院)

これらのバイトはどの地域にも必ずニーズがある。どんな地域でも検診を受けるサラリーマンはいるし、当直医が必要な老健病院は存在するからだ。

しかしながら、かなりの田舎であれば献血は行なっていないかもしれない。

これらのバイトはどの科のDr.じゃないとできないとか、そういった参入障壁がない。一言で言ってしまえば、医師免許さえあれば誰でもできてしまう仕事である事が多い。

なぜこの類のバイトが良いかというと、参入障壁がない=科の区別がない、つまり支配地域の医局などと無関係である場合が多く、その辺りのいざこざやしがらみに巻き込まれない可能性が高いからだ。

献血、検診…医師のバイトはいつから始められる?相場は?

 

医局と少しでも摩擦があると結局めんどくさい

僕の知り合いの先生は、思いっきりその支配地域の範囲の仕事を奪ってしまい、その支配地域の医局の逆鱗に触れた。挙げ句の果てには

あの医者を雇うならウチからは医師を派遣しない

と教授が病院長へ伝え、知り合いの先生はバイトをクビになってしまった。

その後、その先生はその地域で働きにくくなってしまい、別のところで働いているらしい

最初にこういったくだらない失敗をするとそれだけで非常に仕事がやりにくくなってしまう。注意した方が良い。

 

支配医局をチェックせよ

以上のことを踏まえると、勤務地域の専門科別の支配地域は確認しておくべき

上記のような科の壁がない仕事であればあまり気にする必要はないが、自分の専門科で仕事をするならば注意を払うべきだろう。

具体的には

  • 医局の規模
  • 関連病院
  • 医局員の人数

などはなるべく把握しておく必要がある。

最近は関連病院、医局員の名前などをホームページに載せている医局も少なくない。

関連病院のチェックはもちろん必要だが、可能であれば医局員の名前も覚えておくと良いだろう。一緒に仕事をする可能性があるのであれば、なおさらだ。

きちんと名前を覚え、挨拶をし雑談を交える程度の関係になれば、まあそれほど悪い印象を持たれる事はあまり無い

良好な関係を築く必要はないが、悪くは思われない。

田舎であればあるほど、重要だと言えよう。

 

在宅医療を展開している病院を探せ

また在宅医療を展開している病院を探すという手法もある。

在宅医療というのは、患者側の行動原理としては

あの先生だから

という理由で医師や病院を選ぶ。

つまり逆に言えば、その地域で在宅医療を先に展開、地域に根付いてしまえば「○◯病院のA先生」という形で家族や地域に覚えてもらえる

祖母が診てもらっていたから、祖父の時もぜひ診て欲しい

という流れになりやすい。

在宅医療は先行者利益が大きいビジネスだと言えよう。

 

急激な需要に医師が足りない

急激に高齢化が進む日本では、診療報酬削減のために、病院ではなく在宅で患者を診させようと、厚生労働省は目論んでいる。

徐々に在宅医療の診療報酬も下がり旨味も減ったそうだが、それでもまだ需要が供給を大きく上回っている段階であり、求人の数は多い。

もし本当にその地域に根付くつもりなのであれば、在宅医療で根を張るのも安定した収益を生む方法だと思う。

 

最後に

とにもかくにも、新しい地域でフリーランス医師としてやっていくには、重要なのは医局という名の獣を怒らせない事だ。

まずはそれが最優先、最重要事項である。

そのためにも医局を辞める時はなるべく穏便にした方が良い

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