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医局を辞めるのに自然なタイミングは?

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医局を辞めたい。

そう思いながらも辞められない人、日々に忙殺され辞める具体的な手順を思い浮かべていられない人。

漠然とした不安感がありとても辞めようとは思えない人。

色々な人がいると思う。

医局を辞めると一口に言っても、様々なケースが存在する。

まずは辞めやすい医局とそうでない医局がある。

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辞めやすい医局

辞めやすい医局とは、ある意味それほど封建制度が強くなく、仲間意識が強すぎない組織である事が多い。比較的個人主義で居心地も悪くないという人も多いのがこのタイプの医局だと思う。

ただし、そういった医局でも地域という壁には逆らえない。

いくらソフト(人、雰囲気)が魅力的でも、ハード(地理的条件)に魅力がなければ人はやってこない。

人がやってこなければ、医局というものは続けていく事ができない。

そのため、いくら居心地が良い医局でも、時期を考えて医局を辞めるのはアリだ。

 

辞めにくい医局

辞めにくい医局は上記の逆で、封建制度が強く仲間意識が過剰で、組織として統率がとれてしまっている事が多い。

こういう組織が好きな人は良いが、今の時代こういった組織を好む人はあまりいないだろうし、今後も流行らないだろう。

こういった医局は得てしてあの手この手で退局希望者を止めようとする。

辞める噂を聞きつけた人が大勢で説得にかかったり、あえて教授まで話が行かないようにされたり、その地域で医師として働きにくくするぞと脅されたり、様々な手法で止めにかかってくる。

こういった医局を辞める時、とにかく強い意思があって退局を希望している旨をハッキリ伝えた方が良い。

曖昧だったり、改善できるような理由を述べられても「改善するから残って!」と引き留められてしまうだろう。

 

自然なタイミング

1、結婚

これは圧倒的にメジャーな方法で、昔からある手法。

そのためあまり強く引き止めるわけにもいかず、上記の「辞めにくい医局」を辞めたい時にはかなり有効な手法。

しかし、結婚というのはタイミングであって、退局したいからといって無理に結婚するのは間違っている。

大きな人生のイベントを退局の道具としてだけ使うのは本末転倒である。

そのため、別に結婚しなくても結婚した事にしてしまえば良いのである。一言で言えば嘘をつく事になる。

結婚式を行わない事に関しては

「結婚式は身内だけで海外挙式するので」
「相手がバツイチで挙式は行わない予定です」

とか言っておけば問題ない。

今時それほど珍しい話でもない。

女性の場合、苗字が変わらない事に関しては

「婿入りなんで苗字は変わりません」
「旧姓のままなんです」

と言っておけば良い。

しかし、これらの小さな嘘をつくにあたり、やはり同じ地域で居住し仕事をするとなると、中々嘘をつき通すのが難しくなる。

そのためこの「ウソ結婚強制退局法」は、自分が他の地域に移住する場合のみ使える手法である。

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2、別にやりたい事がある

人間生きていれば他にやりたい事が出てきたり、やってみたら違った、という事もある。

例えば他の科に興味が出てきたりする事もある。科を変えるとなれば、多くの場合所属する医局を変える必要がある。

例えば医師以外の仕事をやってみたいと思う事もある。

人生は長い。

1つの職業を死ぬまでやり遂げなければならないルールはどこにも存在しない。

自分がやりたい、興味がある、熱中できると思った事をやってお金をもらい生活していけるのが最も幸せな事だ。それを追求する自由と権利は、民主主義の現代において当たり前に存在する。

このように大いなる意思、ビジョン、覚悟を持って「退局したい」旨を伝えると、大半は諦めてくれるだろう。

「今やっている仕事より興味がある事があってそっちをやりたいから辞めます」と言われているわけで、これを言われて何か引き止める言葉を紡ぎ出せる人はいるのだろうか。

この方法が使えるのは比較的年齢が若い層、使えても30〜40歳までだと思う。

未来に残された時間がある程度あって、その時間を投資したい事柄が今の仕事以外にあるという事が、この理由の「引き留めにくさ」を放っているからである。

 

3、親の介護

これは最もでっちあげやすい。苗字が変わったり挙式をあげたりする結婚とは異なり、実際に介護をするかどうかは確認できないからだ。

ただし年齢制限がある。

ある一定以上の年齢、40代〜50代に差し掛かったら使える方法である。

本当に介護が理由で実家に帰らなければならなくなった、とかであれば止める方法は1つもない。

実家に親がいて、親が介護が必要でとても1人で暮らせるような状況ではない、となれば実家に帰らなければならないのは当たり前だからだ。一応方法として「親をこちらに連れてくる」という方法があるが、医局側がそれを促してくるのであれば「あんた責任とれんの?」と言いたい。

もし仮に、介護で実家に帰る法が有用でない場合があるとすれば、実家の近くに関連病院があった時であろう。その時はそちらで週4で良いから働いてくれ、と言われてしまう可能性がある。他にも介護に不自由無いよう条件を譲歩してくるだろうから、それは断りにくい。

巨大な医局に所属している人、もしくは実家が医局の支配下にありそうな地域の人は要注意である。

これら3つの言い訳は、ある意味全ての年齢をカバーしている。結婚、興味の変遷、介護、これらを合わせれば20台〜50台の年齢層全てに適用できる。

医局を辞めるのに自然なタイミングは、待っていなくても作り出せる。

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