ゴールデンウィークや年末年始、一般的に長期休暇と呼ばれるこの時期、いくら病院とはいえ基本的にはお休みである。
病棟と救急外来は通常運転だが、外来や予定手術は基本的にクローズしている。
伴って医師を含む医療従事者も休みになる事が多い。もちろん、一部の当直業務や救急担当業務は残されてしまうけれども。
しかし、僕はこの時期ほど医師のバイトがオイシイ時期は無いと思っている。なぜなら医師この時期の医師のバイト代は高く設定されている事が多いからだ。
ゴールデンウィークや年末年始、医師のバイト代が高い理由
医師のバイト代は基本的に需給で決まる。やりたい人が仕事量に比べて多ければ多いほどバイト代は減るし、少なければ少ないほどバイト代は上がる。
難しい仕事であったり、医療過疎地域の田舎での仕事だとバイト代が高いのと同時に、誰もやりたがらない時期のバイト代は高い。
ゴールデンウィーク、年末年始は基本的に家族と過ごしたり、旅行に行ったりしたい医師が多いため、仕事量に対してやりたがる人が少ない。
結果、いわゆる長期休暇での医師のバイト代は高い傾向にある。
長期休暇での医師のバイト代、どれくらい高く設定されている?
ではこの時期の医師のバイト代がどのくらい高いかというと、過去の経験上、概ね20%程度プラスされている。
たかが+20%とあなどるなかれ。5日入れば実質的には+100%、バイト1日分である。
年末年始に2回、ゴールデンウィークに3回はいれば5回入る事になるから、バイト1日分稼げる事になる。
医師はゴールデンウィークや年末年始にバイトをし、別の日で休暇を取得しよう
そこで個人的にオススメしたいのは、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇にバイトをし、働いた日数分だけ通常時に休む、という戦略。
例えば上記のように年末年始に2回、ゴールデンウィークに3回バイトをしたとして、実質バイト6日分の給料をもらっておく。代わりに別の普通の日、バイト代が通常運転の時期に5日休暇を取る。
この方法のメリットは2つある。
長期休暇でバイトをし、同じだけ平日に有給を取るメリット
まず同じだけ休めるにも関わらず給料は高いという点。
逆に上記の例で平日の有給を6日取得すれば「バイト代は同じだけど休暇が1日多い」という状況を作り出す事ができる。この辺りは個人の好みで調節すれば良いだろう。頑張って働いた税金を支払うのが馬鹿馬鹿しい、というメンタリティの人はこちらを選ぶのもアリだ。
次に、普通の平日に仕事を休んで旅行に行ったり遊んだりしたほうが、飛行機や宿泊施設も安く、人もあまりいないので快適に過ごす事ができる点。
特に海外旅行をするなら、ゴールデンウィークと年末年始は可能な限り避けた方が無難。
ぜひとも同じだけのバイト代をもらった上で、安くて快適な旅を1日長く楽しんで欲しい。
ブラックな病院で働いている医師は注意
ただし、この方法が有効なのは「自分でいつ休むのかを自由に決める事ができる環境」に身を置いている人だけ。
特にフリーランス、非常勤バイトだけで生活している医師にとって有効。
基本的にいつ働いていつ休むかは自分次第であるから、この戦略を取りやすい。労働効率を高める事ができるので非常にオススメ。
一方有給を消化できないブラックな職場で勤務している場合、ゴールデンウィークや年末年始にバイトをする事は単純に「たくさん働いてたくさんお金をもらった」だけになってしまうので、注意。
ゴールデンウィークや年末年始に医師の単発バイトを探すなら
ゴールデンウィークや年末年始など、一時的に医師の需要が高まる長期休暇のバイトは、基本的に単発で募集される。
単発のバイト案件を見つけるのにオススメなのは
の2つ。特に医師バイトドットコムは、個人的には単発バイト探しで最強だと思う。
また千葉、神奈川、東京、埼玉といった関東圏での案件は
が豊富。関東圏で単発バイトを探すなら必須だ。
詳しくは医師のスポット、非常勤バイトを探すのにオススメのサイトは?現役医師が比較してみたを参照。